「学校現場における指導者」研修会を開催しました

8/23(金)一般社団法人 全日本動物専門教育協会(SAE)主催 「学校現場における指導者」研修会を開催しました。

学生の指導は、学校がその教育目標を達成するための重要なファクターですが、社会の変化が著しい現代において、学生ひとりひとりの行動や理解力が大きく異なりはじめ、不登校やひきこもり等の問題をはじめ、特に学生の理解度の違いが学校教育推進上の大きな課題となっています。
そのため、そのような課題に直面している本会加盟校の組織的な取組やSAE直属の教師の方々を支援したく、研修会を開催する運びとなりました。

当日は現職の動物専門学校教員に加え、講演やセミナー等の講師活動に携わる先生方等に多数ご参加頂きました。

講師は、当協会 中山靖明理事が登壇し、「学生の理解力を見定めた指導法」をテーマに講演しました。
長年に亘る公立高校教育の経験、動物専門学校に携わった経歴から、言葉や距離感などの細かな点から学生指導の現場で必要な指導力を講話しました。
学生にとってあるべき先生像や教職に携わるプロ意識をはじめ、今の時代の流れや問題、学力差のある学生たちへの手立て等、教育現場の目線に寄り添った濃密な講演が展開されました。

 

また、本研修の後半には、教職員の専門性向上を推進し、力を発揮できる指導者の養成を図ることを目的に、各専科に分かれてのグループワークを行いました。

 

卓越した素晴らしい技術があっても、信頼され、コミュニケーション力をもった人でなければ、社会で通用していくことは出来ないと当協会は考えます。
今後も、知識や技術力の講習、講演と共に、現場目線で教育の成果向上に繋がる教職員としての心構えや、人として備え持つべき人間力を身に付けていくための講習会、講演会を企画運営、開催していきます。