ライセンス

公認永久ライセンスの特徴

生涯保有!更新制度を持たない、永久ライセンス発行

全日本動物専門教育協会は、質の高い権威あるライセンスを発行するために、各専門分野の研究者・技術者による学術部会を設けるともに、教壇に立つ教師陣の育成にも注力し、教師講習会を開催するなど技術の粋を集め、人材育成と教育水準の高さを名実ともに誇っています。

優れた指導基準のもとで培われた技術の習得を証明するため、更新制度を持たない「永久ライセンス」を発行し、取得者の努力を顕彰しています。

「動物取扱責任者」への登録が可能!

「トリマー」「家庭犬訓練士」「動物介在福祉士」「動物臨床助士®」のライセンスは、動物取扱責任者の選任要件のひとつである公平性、専門性のある団体が行う試験により取得できるライセンスと位置づけられており、ライセンスの「初級」「中級」「上級」「教師」4部門のいずれを取得しても、優れた専門技術分野、適正飼養分野を習得しているため、動物取扱業の種別「販売」「保管」「貸出し」「訓練」「展示」「競り」「譲受」の7種全てに対応しております。

※動物臨床助士®(旧ライセンス名称:動物看護師)は、愛玩動物看護師の国家資格化に伴う名称独占により、ライセンス名称が変更となったため、詳しくは最寄りの自治体へご確認ください。

動物取扱責任者等の要件
資格名 団体名 販売 保管 貸出 訓練 展示 競り 譲受
トリマー
(初級・中級・上級・教師)
一般社団法人 全日本動物専門教育協会
家庭犬訓練士
(初級・中級・上級・教師)
一般社団法人 全日本動物専門教育協会
動物介在福祉士
(初級・中級・上級・教師)
一般社団法人 全日本動物専門教育協会
動物臨床助士®
(初級・中級・上級・教師)
一般社団法人 全日本動物専門教育協会

※平成18年6月1日以降、「動物の愛護及び管理に関する法律」が改正され、動物取扱業が届出制から登録制に変わりました。動物取扱業を営む場合には、事業所ごとに都道府県が開催する「動物取扱責任者研修」の課程を修了した者を「動物取扱責任者」として選任しなければなりません。

(一例)東京都福祉保健局 東京都動物愛護センターが認めている資格一覧

 

他団体の多くは更新料の納付や義務研修への参加を怠ると、ライセンスが無効となります

受験申込 ※お申込みの前に、受験資格をご確認ください。
※まだ会員になられていない方は、 入会手続きを済ませてからお申込み下さい。

ライセンスの種類

公認トリマー

優れた技術・知識、豊かなセンスで、犬の魅力を最大限に引き出す美容師

トリマーは、優れた技術と専門知識、そして豊かなセンスが必要とされます。また、ペットの身体の手入れや被毛のカットだけではなく、適正飼養に関する知識と健康管理ができる能力も必要です。

これらの必要とされる知識と技術を習得したスペシャリストの証が、トリマーライセンスです。多様なニーズに応えられる柔軟性と応用力、動物にも飼い主さんにも好かれる接客・コミュニケーション力を備えたプロトリマーとして、ペット美容サロンへの就業はもちろん、独立開業することも可能です。他にもペットショップ、ペットホテル、動物病院、ペット用品関連業界、各種動物に関わる仕事への就職に役立ちます。

★全日本動物専門教育協会のトリマー資格は「動物取扱責任者」登録申請時の要件の中に記載されている「営もうとする動物取扱業の種別に係る知識及び技術を習得している証明」に認められています。

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実技試験受験可能犬種一覧はこちら
[教師取得] 学科/実技試験の合格基準(一次審査)に加え、教育実習を二次審査として合否の決定を行う。

公認家庭犬訓練士

犬と飼い主の信頼関係を築き、快適に暮らすための頼れるプロトレーナー

犬と関わりあうすべての人に対して、総合的なアドバイスを行える飼育・育成のプロが家庭犬訓練士です。喜びや悲しみをともにする「大切な家族の一員である飼い犬」と人間が、ともに快適で幸せに共存していくために必要な適正飼養の知識と技術を身に付けたスペシャリストの証が、家庭犬訓練士ライセンスです。

適切なアドバイスや指導を行い犬と飼い主の信頼関係を築くだけでなく、競技会やイベントに向けてのハイレベルなトレーニングを行うプロトレーナーの需要も高まっています。家庭犬しつけ教室、使役犬訓練施設(検疫探知犬、銃器探知犬等のトレーナー)、ペットシッター、動物プロダクション、ペット美容サロン、ペットショップ、ペットホテル、各種動物に関わる仕事への就職に役立ちます。

★全日本動物専門教育協会の家庭犬訓練士資格は「動物取扱責任者」登録申請時の要件の中に記載されている「営もうとする動物取扱業の種別に係る知識及び技術を習得している証明」に認められています。

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[教師取得] 学科/実技試験の合格基準(一次審査)に加え、教育実習を二次審査として合否の決定を行う。

公認動物介在福祉士

動物を介して人々の心を癒す、これからの福祉を支える重要な存在

動物の存在を通じて人間の心身を癒したり、生活の質を向上させるなど、あらゆる人が心豊かな生活を送ることができるよう活動を行うのが動物介在福祉士です。活動に携わるために必要な、対象となる人についての知識や、パートナーとなる犬や猫の適正飼養をはじめとする幅広い知識と技術を習得した証が、動物介在福祉士ライセンスです。

心身に障害をもつ人、子どもたち、一般の人々など活動対象は幅広く、これからの高齢社会の福祉を支える存在として欠かせない役割を担っています。介護・福祉施設をはじめ、犬訓練所、ペット美容サロン、ペットショップ、ペットシッター、各種動物に関わる仕事への就職に役立ちます。

★全日本動物専門教育協会の動物介在福祉士資格は「動物取扱責任者」登録申請時の要件の中に記載されている「営もうとする動物取扱業の種別に係る知識及び技術を習得している証明」に認められています。

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[教師取得] 学科/実技試験の合格基準(一次審査)に加え、教育実習を二次審査として合否の決定を行う。

公認動物臨床助士®

動物医療現場で活躍!動物病院と動物、飼い主の間に立つスペシャリスト

動物臨床助士®は、診療はできませんが、動物医療現場をサポートするためのあらゆる技能を有し、動物病院にとっても、飼い主にとっても必要とされる人材です。

動物臨床助士®ライセンスは、適正飼養といった一般知識はもちろん、深い看護、衛生、栄養学などの専門知識を幅広く学び、また、コミュニケーション力を身に付け、動物医療現場で柔軟かつ迅速に対応できる知識と技能を修得したスペシャリストの証です。動物病院と動物、飼い主の間に立つ架け橋として期待されており、その知識・技能は、動物病院はもちろん、ペット美容サロン、ペットショップ、ペットホテルや動物に関わる仕事への就職に役立ちます。

★全日本動物専門教育協会の動物臨床助士®資格は「動物取扱責任者」登録申請時の要件の中に記載されている「営もうとする動物取扱業の種別に係る知識及び技術を習得している証明」に認められています。

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[教師取得] 学科/実技試験の合格基準(一次審査)に加え、教育実習を二次審査として合否の決定を行う。

公認キャットグルーマー

正しい知識と技術で猫の美容と健康を保つ、猫美容のスペシャリスト

グルーミングは、犬に限ったことではありません。近年は、同じ家族の一員である猫も犬とおなじように「きれいにグルーミングしてあげたい」という需要が増えています。本来人に従順ではない猫のグルーミングには、正しい知識と技術、そして「猫を知る」ことがとても重要です。

キャットグルーマーライセスは、猫の性格や個性を見極め、個々に適した扱い方をマスターし、猫がリラックスした状態でグルーミングすることができる知識と技術を習得したスペシャリストの証です。

また、身体の手入れだけではなく、健康管理ができる能力も必要です。動物にも飼い主さんにも好かれる接客・コミュニケーション力を備えた猫美容のプロとして、ペット美容サロンはもちろん、ペットショップ、ペットホテル、動物病院、ペット用品関連業界、各種動物に関わる仕事への就職に役立ちます。

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[教師取得] 学科/実技試験の合格基準(一次審査)に加え、教育実習を二次審査として合否の決定を行う。

公認ハンドラー

犬を健全で優雅に見せる、高度な技術と知識を備えた専門家

犬のスタンダード(犬種標準)や毛並みの美しさ、歩き方などが審査されるドッグショーでは、いかにその犬の特徴を理解して優雅さをアピールするハンドリングができるかが重要なポイントです。犬を健全で美しく見せるためには、犬のスタンダードを熟知することは勿論ですが、その犬種ごとの特徴や理想的なスタイル、歩き方、走り方、ポーズなどの総合的な知識と犬の魅力を引き出すための高度な技術が要求されます。これらの必要とされる知識と技術を習得したスペシャリストの証が、ハンドラーライセンスです。

また、ショーに向けての健康管理や被毛の手入れなども学ぶため、プロハンドラーとしてだけではなく、家庭犬しつけ教室、ペットシッター、動物プロダクション、ペット美容サロン、ペットショップ、ペットホテル、各種動物に関わる仕事への就職に役立ちます。


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[教師取得] 3頭以上チャンピオン犬を完成する事で認定。

公認動物共生環境コーディネーター

動物を巡る住環境の専門知識を習得した、人と動物の快適な生活環境づくりのアドバイザー

集合住宅の確立と増加により、家庭動物(とりわけ犬)の居住環境が大きく変化しています。そのような環境下で、犬の持つ問題行動が顕在化され、動物飼養に関わる問題や近隣住民とのトラブルなどが増加していることも事実です。

動物共生環境コーディネーターライセンスは、動物飼養に関する専門知識と、建築分野に関する知識、動物の愛護や福祉の知識を兼ね備えた、動物と人間がよりよい関係で共生できる環境を創出するスペシャリストの証です。

動物飼養に関する社会変化を考慮した住環境・福祉・しつけ分野に精通し、各種専門分野の資格者等との適切なコラボレートや、コーディネーターとして必要とされるコミュニケーション能力を身につけていることを証明するこの資格は、従来の動物関連業種(動物病院やペット美容サロン、ペットショップ、ペットホテル、ドッグカフェ、しつけ教室など)の就職はもちろん、建築業界や福祉業界、各種サービス業界などへの就職も可能です。

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公認ホリスティックアニマルケアセラピー

自然の恩恵「アロマ」を用いて、ペットの心身の健康を維持するセラピスト

アニマルアロマセラピーは、自然の恩恵である100%天然の精油を用いて、大切な家族である「コンパニオンアニマル」たちのストレスケア・元気づけ・心身の健康維持と異常の早期発見・さらには病気やケガの回復を促すことに役立てることが出来ます。

また、心地よい香りに包まれて行うマッサージは、人と動物との絆を深めてくれます。ホリスティックアニマルアロマケアを習得すると、ペットの問題行動や心身の不調和を様々な側面から考えて捉えられるようになり、その子の身体・心・精神の状態など「全体的」に考えたケアが行えます。

安全なアロマセラピーをアドバイスできる知識の習得を証明するこの資格は、動物病院やペット美容サロン、ペットショップ、ペットホテル、ドッグカフェ、しつけ教室など各種動物に関わる仕事への就職に役立ちます。自身のペットへの活用はもちろん、セラピストやインストラクター資格を取得して、ペットカウンセリングルームを開業することも可能です。

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[教師取得] 学科/実技試験の合格基準(一次審査)に加え、教育実習を二次審査として合否の決定を行う。

各ライセンスの学習内容について、より詳しくはお問合せください。

取得基準

  • ■公認トリマー
  • ■公認家庭犬訓練士
  • ■公認動物介在福祉士
  • ■公認動物臨床助士®
  • ■公認キャットグルーマー
  • ■公認ハンドラー
初級
等級区分
各職種の職業業務についての知識及び技能、適正飼養について理解、習熟し、専門の人材としての業務が遂行可能の能力を有する者。
受験資格
本会の指定する学校において1年間の学科及び実技を修了した者
中級
等級区分
各職種の職業業務について高度な知識と技能を有し、他の専門の人材の範となりうるとされる者。
受験資格
初級取得後、本会の指定する学校において1年間の学科及び実技を修了した者
上級
等級区分
各職種の職業業務について高度な知識と技能を有し、職場で即戦力の能力を有する者。
受験資格
中級取得後、本会の指定する学校において1年間の学科及び実技を修了した者。あるいは、中級取得後、当該職種に1年以上従事した者
教師
等級区分
各職種の職業業務について指導者として、知識、技能人格ともに優れた者。
受験資格
上級取得後、当該職種に3年以上従事し、その職場の所属長が推薦した者
  • ■公認動物共生環境
    コーディネーター
 
受験資格
※下記1~3のすべてを満たす者
  1. 1.動物臨床助士®初級取得後、1年間の学科及び実技を修了した者
  2. 2.家庭犬訓練士の1年間の学科及び実技を修了した者
  3. ホームヘルパー2級取得レベルに準ずる者(動物介在学の知識含む)、福祉住環境コーディネーター3級取得レベルに準ずる者、コミュニケーションに関する学科及び実技を修了した者
  • ■ホリスティック
    アニマルケアセラピー
アドバイザー
受験資格
通信講座アドバイザーコースの受講を修了した者
セラピスト
受験資格
アドバイザーライセンス取得後、セラピストコースを修了した者
インストラクター
受験資格
セラピストライセンス取得後、当該職種に1年以上従事した者
教師
等級区分
各職種の職業業務について指導者として、知識、技能人格ともに優れた者。
受験資格
インストラクターライセンス取得後、当該職種に3年以上従事し、その職場の所属長が推薦した者

取得者数・試験日程表

2022年度公認ライセンス
取得者数…996名
累計登録者数…23,613名

2024年度試験日程表

資格試験名 試験日程
公認トリマー 【実技試験】2024年11月~2025年3月(加盟校の試験日程に基づいて実施)
【学科試験】2025年1月15日(水) 午前10時~
公認家庭犬訓練士 【実技試験】2024年11月~2025年3月(加盟校の試験日程に基づいて実施)
【学科試験】2025年1月15日(水) 午後1時~
公認動物介在福祉士 【実技試験】2024年11月~2025年3月(加盟校の試験日程に基づいて実施)
【学科試験】2025年1月17日(金) 午前10時~
公認動物臨床助士® 【実技試験】2024年11月~2025年3月(加盟校の試験日程に基づいて実施)
【学科試験】2025年1月16日(木) 午前10時~
公認キャットグルーマー 【実技試験】2024年11月~2025年3月(加盟校の試験日程に基づいて実施)
【学科試験】2025年1月16日(木) 午後1時~
公認ハンドラー 【実技試験】2024年11月~2025年3月(加盟校の試験日程に基づいて実施)
【学科試験】2025年1月17日(金) 午後1時~
公認動物共生環境
コーディネーター
【実技試験】2024年11月~2025年3月(加盟校の試験日程に基づいて実施)
【学科試験】2025年1月16日(木) 午後1時~

※受験会場は、最寄りの加盟校となります。
※ホリスティックアニマルケアセラピーは別途お問合せください。
※企業でライセンス試験を検討される場合は別途お問合せください。

受験・登録費用

等級 費用
初級 【受験料】¥15,750(実技+学科)
【登録料】¥21,000(認定証発行)
中級 【受験料】¥15,750(実技+学科)
【登録料】¥21,000(認定証発行)
上級 【受験料】¥21,000(実技+学科)
【登録料】¥31,500(認定証発行)
教師 【受験料】¥31,500(実技+学科)
【登録料】¥52,500(認定証発行)

※ホリスティックアニマルケアセラピーは別途お問合せください。

受験申込 ※お申込みの前に、受験資格をご確認ください。
※まだ会員になられていない方は、 入会手続きを済ませてからお申込み下さい。

ライセンス切り替え制度のご案内

当協会以外の教育機関及び団体が発行した資格証書を当協会の永久ライセンスに切り替えを希望した場合、希望者は資格証書切り替え申請書(資格試験実施規程-様式3)を提出し、当協会が審査したうえで、妥当と認めた職種の永久ライセンスの交付を受けることができます。(当制度によって、当協会以外の教育機関及び団体が発行した資格証書が無効となる、または失効することはありません)

●申請手数料(一職種につき):6,150円(税込)
●ライセンス登録料(一職種につき):【初級・中級】21,000円(税込)、【上級】31,500円(税込)

取得者の声

一般社団法人 全日本動物専門教育協会の資格試験及び各校における全科目の成績評価が最も優秀で、協会の定める成績会議で認定された者に「優秀賞」が、最優秀者には「理事長賞」が贈られます。

「理事長賞」 受賞者 (2023年度)

動物介在福祉士 中級
鍵本 莉音さん(広島アニマルケア専門学校)

この度は理事長賞という名誉ある賞を頂き、大変嬉しく思います。
振り返ると困難も多々ありましたが、親身に指導してくださった先生や周りの方のおかげで、受賞できたのだと思います。
学校の動物たちや仲間と共に過ごした2年間は、とても楽しく充実した環境で学ぶことができました。
社会人になった後も、これまで努力して培ってきた技術を誇りに、社会に貢献できる動物介在福祉士として活躍していきたいです。



2023年度ライセンス試験 合格率

公認トリマー
初級 96.1%
中級 98.2%
上級 66.7%
公認家庭犬訓練士
初級 97.0%
中級 100.0%
上級 100.0%
公認動物介在福祉士
初級 97.5%
中級 100.0%

公認動物臨床助士®

初級 92.8%
中級 100.0%
公認ハンドラー
初級 100.0%
公認動物共生環境コーディネーター
等級無し 100.0%
公認ホリスティアニマルケアセラピー
アドバイザー 88.2%