第15回全国トリミング・家庭犬訓練競技会/デザインカットコンテスト開催報告

2018年10月24日(水)第15回全国トリミング・家庭犬訓練競技会/デザインカットコンテストを東京武道館に於いて開催しました。
今年も、トリミング/家庭犬訓練の2部門と、同時開催:デザインカットコンテストを行い、総勢120名を超える出陳者が腕を競技に臨みました。

前日夜までぱらついていた雨もあがり、大会当日はさわやかな秋晴れの下、早朝からぞくぞくと出陳者が到着されました。

開会式には来賓として、昨年に続きスポンサー協賛いただいた株式会社セラフ榎本 代表取締役 榎本修様、デンマークより世界で活躍するトップトレーナー ヴィベケ・リーセ氏、ヴィベケ氏の日本での活動のコーディネートを担うRPTM日本本部代表 山内正雄様にご登壇いただきました。また、榎本様、ヴィベケ様からは出陳者へ激励の祝辞を賜りました。

まずは家庭犬訓練部門がスタート。
4つに分かれたリングでは、初級・中級・上級の競技がそれぞれ進行し、競技者のコマンドのかけ声が響く中、周囲には緊張の面持ちで自分の順番を待つ出陳者で、エリア内の熱気が高まっていました。

10時から、トリミング競技・デザインカットコンテストが同時にスタート。競技時間2時間で、トリミング競技では規定カット、デザインカットではテーマに沿ったスタイルを作り上げます。
かすかなバリカンの動作音が聞こえる以外は、競技者の真剣な姿勢と眼差しに空気が張り詰め、観覧者も目の前で披露される競技者の技術に見入っているようでした。

会場内には、出展ブースを設け、大会に協賛いただいた企業様による物品の販売と展示を行いました。
スポンサー セラフ榎本様によるペットに優しい住宅設備の展示をはじめ、ペットの防災グッズ、お手入れ用品、動物専門教育の書籍・雑誌、プロ向け器具や用品など、学生出陳者から応援に来場されたプロトリマー、一般飼い主様までが楽しめるラインナップとなっていました。

デザインカットコンテストの競技・審査終了後には、仕上がったスタイルをお披露目する「デザインカットパレード」を行いました。斬新なカットもさることながら、カラーリングや小物でテーマを表現された出陳犬が、次々と披露されました。テーマと出陳犬に合わせて自身もコーディネートしている出陳者もおり、会場の注目が集まっていました。

また、昨年に続き今年もヴィべケ・リーセ氏による「犬を読む力セミナー」~実践編~を、株式会社SAEマーケティングワン主催にて開催しました。今年は実践編ということで、ヴィベケ氏が実際に犬と飼い主(ハンドラー)の動きをその場で読み取り、解説を行い、事前に予約いただいた方は、間近でヴィベケ氏の動きや指示を学ぶことができるライブセミナーを行いました。

そして、表彰式が行われ、まず冒頭では、2年連続スポンサー協賛をいただいたセラフ榎本様と、2年連続来場いただきセミナー開催にお力添えいただいたヴィベケ様に感謝状を贈呈させていただきました。

表彰式では、トリミング競技 学生の部/一般の部、家庭犬訓練競技 学生の部/一般の部、デザインカットコンテストと次々と受賞者とチャンピオンが発表され、チャンピオンのコメントには受賞の驚きと喜びが溢れていました。
今年度の団体賞の準優勝はいばらき動物専門学院、優勝は中央動物専門学校という結果となりました。おめでとうございました。
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(上)準優勝のいばらき動物専門学院にはプレゼンター ヴィベケ氏よりトロフィーが授与されました
(下)団体優勝の中央動物専門学校にはセラフ榎本様よりトロフィーが授与され、喜びのコメントをいただきました

第16回全国競技会は、2019年10月17日(水)同会場(東京武道館)にて開催予定です。
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