第18回全国トリミング・家庭犬訓練競技会を開催しました

20251116()に、第18回全国トリミング・家庭犬訓練競技会が開催されました。
加盟校である中央動物専門学校様より校舎を会場としてお借りし、全国から9校に出陳いただきました。

遠方からも多くの加盟校様にご出陳いただき、多くの学生様が自校の枠を超え、日々培ってきたい技術を存分に発揮されていました。

出陳者から伝わる緊張感が張り詰めた空気の中、開会式が執り行われ当協会理事長 大野 公嗣による開会宣言、競技審査員の紹介が行われつつ進行していきました。

開会式閉式後、各競技審査員長からの案内を受け移動し、各自競技開始に備えます。

【家庭犬訓練競技】

家庭犬訓練競技では、初級・中級・上級の各級の出陳者が順番に競技用コートで競技を行います。
会場は普段の訓練を行っている自校とは大きく環境が変わり、会場に到着してまもなくは生徒様・パートナー犬共に緊張の様子が見受けられました。

しかし、いざ競技開始前になると、各出陳者がパートナー犬と熱心にコミュニケーションを交わし、徐々に普段のパフォーマンスを取り戻しているように見受けられました。

いよいよ競技が始まると、出陳者自身も緊張を覚えながらも、パートナー犬の緊張や不安を取り払うように自信に満ちたハンドリングで着実に競技項目をこなしていきます。

全ての競技が終了し、厳正な審査の結果表彰対象者が選出されました。
各級より技能賞及び優秀賞を受賞された出陳者の表彰が行われ、家庭犬訓練競技では計5名の技能賞・優秀賞の受賞者が表彰されました。

普段の指導にあたる引率の教員の皆様も緊張した様子で見守っておりましたが、自校の生徒の名前が呼ばれると安堵と喜びに満ちた表情に変わり撮影する様子が見受けられました。
表彰されずとも、表彰式を終えた後すぐに自校の先生方と反省や感想を交わす場面が見受けられ、普段真摯に指導に当たられている先生方の気持ちも乗せた、充実した競技会になったことを大変嬉しく思います。

【トリミング競技】

トリミング競技は一つの開場で初級・中級・上級の各級一斉の競技が行われ、会場には多くの生徒様とモデル犬が集まり、緊張感が漂っていました。
競技者は道具の最終チェックを行い、犬たちの体調や状態を入念に確認。各校の先生方も、生徒の緊張を和らげようと笑顔で声をかける姿が見られました。
観覧席からも期待と緊張が伝わり、会場全体が張り詰めた空気に包まれていました。

競技開始の合図とともに、バリカンとハサミの音が会場に響き渡り、競技者たちは真剣な眼差しでモデル犬と向き合いました。

初級クラスでは、学生らしい初々しさの中にも「必ず仕上げたい」という強い意志が感じられ、手元に神経を集中させながら丁寧な作業が続きました。

中級クラスでは、技術とスピードの両立が求められ、時間との勝負に会場も息を吞む展開となりました。

上級クラスでは、プロさながらの高度な技術が次々と披露され、審査員が何度も仕上がりを確認するほどレベルの高さが際立っていました。

全体を通して、モデル犬のわずかな動きにも素早く対応する競技者の姿が印象的で、全国大会ならではの緊迫感に満ちた競技会となりました。

競技終了後、張り詰めていた空気が少し和らぐ中、選手たちは最後まで緊張した面持ちで審査と結果発表を待ちました。

名前が呼ばれた瞬間、会場には大きな拍手が湧き上がり、受賞者には安堵と喜びの笑顔が広がりました。
惜しくも受賞を逃した選手たちからも、全力を出し切った清々しさが感じられ、今回の大会のレベルの高さを物語っていました。

終了後にはモデル犬への労いとしてたくさん褒めてあげたりおやつをあげている姿や、
共に競技会で実力を出し切ったお友達と笑い合い努力を称え合っている姿に「本気で向き合ってきたんだ」とグッとくるものがありました。
 
訓練、トリミングどちらの競技におきましても、表彰の有無にかかわらず今回の競技会への出陳が生徒様の経験値となり、今後業界を先導し発展に寄与する人材として、ご活躍の糧になることを願っております。
 
この度は多くの加盟校様ならびに会員様のご協力の下で、「第18回 全国トリミング・家庭犬訓練競技会」を開催することができました。
ご出陳いただきました加盟校様、会場のご提供を賜りました中央動物専門学校様、競技会開催にあたりご協力いただきました会員様へ、この場をお借りして深く御礼申し上げます。 

来年の競技会は、2026117日(土)に開催を予定しております。
来年も、より多くの皆さまにご参加いただけることをお待ちしております。