3月11日・12日の2日間にわたり、本会の加盟校である国際アート&デザイン大学校(福島県郡山市)の教員様を対象のウィッグカット研修を実施しました。
授業現場でウィッグカット指導を担当される2名の教員様にご参加いただき、プードルのテディベアスタイルを想定し、カット理論と実習を含めた指導に関して研修を行いました。
講師を務めるのは当協会トリマー中央担当理事の白川先生です。
当日はまず、ウィッグの実物を用いながらカット理論の講義を行い、一通りの講義が終わるとウィッグの被毛を梳かす作業から実習が始まりました。
ウィッグの豊富な毛量と被毛の長さに苦戦しながらも、お二人とも集中しブラシを入れていき丁寧にブラッシングを進めていました。
実習に取り組みつつもカットに関する話題や、学生への指導方法などの質問も多く交わされ、積極的に研修に臨んでいただき、終始賑やかに楽しみながら学んでいただけている印象を受けました。
いざカットが始まると、初めの講義内容を思い返しながらハサミを入れていき、徐々にテディベアカットの形を作っていきます。
ハサミの角度や目線等は勿論、カット中の姿勢など細かいところにまで気を配り、正しいカット手順を身につけていただきました。
非常に限られた時間の中での研修にはなりましたが、研修での内容を基に充実した学生への指導に繋がることを願っております。
当協会ではご希望いただいた加盟校様の研修実施にも力を入れ、各学校・スクール様の充実した指導環境作りを長期的にサポートいたします。